九条ねぎ

京野菜

ビタミンA・C・E、リノール酸を多く含む

小袋



特性

1.
現在の京都市南区あたりの原産であり、千年以上の古い歴史をもっている。
2.
夏季高温時には茎の基部がラッキョのように肥大し、休眠に入るが、冬期には休眠せず生長を続ける。分けつは3~4本する。
3.
葉肉は薄く質が軟らかくて品質がよく、葉ネギの代表的な品種である。
4.
寒さに会い、特有のぬめりと甘味が増す11月~翌2月頃が最もおいしい。
5.
葉が柔らかくビタミンA、C、E、リノール酸に加えて、健胃、整腸作用のある成分を含む。酢みそあえ、「ぬた」などにピッタリ。

ポイント

1.湿害に弱い野菜の一つであるので、通気の悪い強粘土や排水不良地には適さない。
2.秋まきでは播種期が遅れると寒害、乾燥害などを受け易く早まきしすぎると大苗になり翌春抽苔株が多くなる。

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